物書き健児

物書きに大切なのは健康である。

二次創作していてよかったこと

★二次創作をしていてよかったなと思う点。

二次創作で大切のは「わからないことをいろいろ調べるためのパッション」。

武器の扱い方、兵装について調べる機会が増えた。


★特に鎧の描写をするにあたって、さすがに「腰のぴらぴら」とかで済ますわけにはいかないので。


彼の肩当、胸当ての間をつなぐ羽飾りも、武者鎧でちゃんと名称があったのは驚いた。鳩尾板、栴檀板というらしい。https://www.touken-world.jp/tips/15296/

学芸員の方が解説してくれるので、こうやって知識を得られるのがありがたい。本当ならば現地まで行きたいけど、今のご時世では難しい。

 

久しぶりに古語辞典とか引っ張りだしたり、殺陣の動画を見ていろいろ勉強しました。

とくに「非株式会社いつかやる」さんのYouTubeは学ぶ点が多かった。

 

真剣白刃取り

 

ファイナルファンタジー5でアビリティの一つとして登場した「真剣白刃取り」。

他の殺陣のチャンネルで真剣白刃取りの話もしてくれていたが、「真上から来る刃物は受け止められませんw」と。なので頭上に迫りくる刃を両手で挟んで止める演出というのはわかりやすさを優先しているだけであって、プロでさえ止めるのは難しいのだとか。プロは常人が出来ないこともやってのけてしまうのかと思っていたが、そこは同じ人間。できないことはもちろんあるのだそうだ。

 

刀の構造とか、名前も今まではよくも調べなかったが、こうやっていろいろ焦点を当てて追及していくのが二次創作の一つの面白さだと思う。

 

★ちなみに兵装のチャンネルを見たことで、バウンティソードというゲームの主人公が八相の構え(チャンバラで侍二人が刀先を上に真っすぐ向けて肘突っ張らせて両手持ちしてるあの構え)をしている理由がちゃんとわかった。鎧を付けてるとき、肩の可動範囲に負担のかからない構えなんだとか。

 

作品を通じてその背景を深堀してやることで、「あの絵描きさんはそうした意図があってあの構図にしたのだな」とか、「あのデザインはファッションと実用性を兼ねているのだな」ということがわかってくる。

 

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白刃取りをする猫。

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