物書き健児

物書きに大切なのは健康である。

言葉はヤイバになる。SNSでの地雷発言に思うコト

私はつい一年くらい前に舞い戻ったオタクなんだけど、最近のご時世なのかなんなのかSNS上でトゲ持つ発言をされる方がちらほらいるなぁというのを実感している。

 

たとえば「地雷問題」である。

苦手な描写や組み合わせをマインスイーパーに例えて地雷というのかどうかわからないが、人には誰しも苦手なものはある。

そして私にも当然ある。でも言わない。それには理由がある。

 

地雷問題

 

一昔前、個人でサイトをつくっていた際は「〇〇が地雷なんです」「○○は解釈が違うので嫌です」という発言を見たことがなかった。いや、もしかするとダイレクトメッセージを通じて個人間ではあったのかもしれないが。

 

最近はSNSなどで「■■が推し!〇〇は地雷です、〇〇推しとかマジ信じられないw」といった発言を見るようになった。(若干フェイクあり)

Twitter自体が悪意の再生産機・悪意の増幅装置だと思っているから、その人の発言は見なかったことにした。

 

発言なんて自由である。何を言おうと外野がとやかく言えることではない。

一つだけ言えることは、SNSはらくがき帳ではないと言うことだ。全世界に開けた広場のような場所で、叫ぶことがSNSでの発信である。

 

ネガティブ発言・ディスりが及ぼす効果

11/2一部間違いがありましたので訂正。

 

「嫌いだ」「苦手だ」と発言するまでは意見の表明だ。しかし、「■■推しだけど、〇〇が嫌い!〇〇が好きな人って頭のなかどうなってるのwww」と相手を暗にけなすような事柄をでかい声で叫ぶのは安全とはいいがたい。

 

こうしたネガティブ発言はすごく目立つ。しかも〇〇で検索してきた人の目にしっかり留まるのだ。その時のはずみで出た言葉こそ、その人の本質である。

 

こうした発言によって、■■好きな人に対して不快な気持ちを持つ人も出て来るだろう。私も■■好きな人に対して、同じジャンルとはいえ「理解しあえないようだな」と思い、距離を置いたことがある。

 

おそらく自由に発言なさっている方はこうした書き込みなど目に留まらないだろう。それでも相手をけなして憂さを晴らそうとするのは、それだけ多くの敵を作る事になるリスキーな事といえる。

発言を見て気にしすぎる時の対策

一番よいのは、そうした発言を見たら「早めに内面開示してくれてありがとう!下手に傷つけられる前に退散しますね」といいつつさっさと距離を置く事である。

 

何から何まで息の合う人間などいるはずがない。だから多くは望んではいけないのだ。

 

ただし、どうしても気候の問題、その時の疲労度によって誰かの何気ない発言がヤイバのように切り付けてくることがある。ここでムッとして怒ったり、抗議のコメントなどを送ったらドンパチが始まってしまう。

思うに、これがTwitterの戦略だ。レスバトルさせて常駐時間を長くし、できるだけネガティブなニュースを流していら立たせ、さらにレスバトルを誘発する、と。

 

これは人間の「悪は許せない」という感情に働きかけることなので、メディア戦略としては間違っていない。

 

でも私たちユーザーは、その土俵に乗らなくたっていい。

先にあげたけなす発言も、Twitter社からすれば誰かの怒りを増すための良い燃料である。そうした燃料を見せられて燃やすのか、立ち去るのか決める権利はある。

 

こちらとしては、そうした「人を傷つける発言をしないようにすること」を心に留めておけばいいのだ。

 

それでもむかついて仕方がない時は脳のリソースがいっぱいいっぱいで悲鳴を上げている状態だ。忙しい情報社会だからこそ、人の脳みそは日々疲れ果て、文章を読むのもおっくうになっている。だから相手の真意を受け取り損ねるなんてことだって良く起きる。

 

怒りを抑えられない、そんな時はどうするか。そういうときは栄養のあるものを食べ、さっさと寝ることである。翌朝になると、むかついていたことなどきれいさっぱり、なんてことがよくある。

 

まとめ

SNSは自由だけれど、何気ないけなし発言で敵を作ることがある。SNSはチラシの裏ではなく、公に開かれた場であることを意識しておかないと危ない。

 

悪意ある発言もそうだし、何気ない発言を見て「敵対的だ」と思うようになったら早めに休む。Twitterなどは元気のある時以外は触らない方がいい。Twitter自体悪意の増幅装置なので、時間を決めてみるようにした方がよいと思う。

 

睡眠不足になればなるほど、考え方はドンドンネガティブになる。しっかり眠って頭をクリアランスしておくことが大切。